ハート・ロッカー
キャスリン・ビグロー監督。主演、ジェレミー・レナー。
「アバター」とアカデミー賞を競い、元夫婦対決なんて話題になった作品。
で、結果、作品賞を受賞したのがこのハート・ロッカー。
にも関わらず、アバターと比べて、日本では話題になってない気が。
yahoo映画のレビューを見ても、約3.5点とイマイチ。
1点のレビューもかなり多かった。
このように、世間での評判は良いわけではないのかなという印象。
個人の感想としても、大体似たような感じ。点数をつけるとしたら、3.5点。
その大きな理由としては、とにかくリアルすぎる。生々しい。
終了まであと〇〇日という説明だけでシーンが切り替わり、とにかく淡々としている。
なので、淡々としていながら、スピーディで、話を追っていくのが大変だった。実際、レビューを見て補完したシーンもいくらかある。
だが、それがむしろリアルなのである。
淡々と人が死んでいく。そこに人間性などなく、ただ淡々と。
そんなシーンが連続して、スピーディに流れていくのが、戦場に生きる人にとっての日常なのかもしれない。
その繰り返しであっという間に2時間。
その後、任務終了した彼らは、家族の待つアメリカへと帰るわけだが。。。
ここからラストにかけてが何ともやるせない。
ネタバレしすぎるので詳しくは書けないけど。
といった感じ。
戦場でのリアルを描いた作品としては相当に優秀なのかもしれない。
だけど、娯楽として観る映画としては。。。
絶対オススメ出来ないなあ。。。
ぐったり疲れるし、そこに爽快感や感動など微塵もないけどいいですか?
って言うかな。感想聞かれたら。